柿の実の生る季節になりました。
カキノキ科、カキノキ属の落葉樹。
柿は日本原産の果物といわれ、16世紀頃にポルトガル人によってヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸に広まったそうです。
学名は「ディオスピロス・カキ(Diospyros Kaki)」、「KAKI」の名で世界中に通用するんですって。
でも、英語で柿を表す「Persimmon」は・・・アメリカ東部原生のごく小さいアメリカガキをいうらしいです。
渋柿について・・・
柿の渋の元はタンニン。
このタンニンは防水性に優れていて、古くから紙の文化であった日本では柿の渋を使って、紙などを防水していました。
タンニンの中には水溶性のものがあって、水溶性のタンニンが不溶性になると、渋くなくなります
。
俗にいう「渋抜き(脱渋)」とは、この水溶性のタンニンを不溶性に変えること。
不溶性になって固まると、ゴマ状になり、渋がぬけたかわかります。
湯抜き(35~45℃)の湯につけたり、アルコール漬けにしたり、干したりすることで、不溶性のタンニンになり、渋さを感じなくなるんですね。
干し柿が食べたいなー
甘柿のタンニンは、不溶性のタンニンになっているので、そのまま食べられます。
甘柿である、森町の「治郎柿」は静岡県森町に住んでいた松本次郎吉に由来するそうです!
森町ってすごい